カーテン、光をあびてゆれる / 下川望美展 @ gallery Archipelago
- Nozomi Shimokawa, 2008
ある日の午後 窓を開けたまま、うたた寝をする。
ふと目を覚ますと、部屋は静寂に包まれている。
何かの気配を感じ部屋を見回すと、光をあびたカーテンが風でゆらゆらと揺れている。
何かを見つける様に、それをしばらく静かに見つめる。
どこまでも続いていそうな花畑 イルミネーションで光あふれる街並み 蒼く澄みきった海
私が撮りたいのは、そんな特別な風景ではなく
美しいものばかりではない日常の中で、徐々にあるいは刻々と姿を変えて行く繊細な風景。
そう、カーテンが光をあびてゆれている時に
静かに見つめている時の感覚の様な、それに似たもの。
展覧会: 「カーテン、光をあびてゆれる」
開期:2008年01月26日(土)〜02月16日(土)
休廊:月・火曜日
会場:gallery Archipelago http://www.archi-pelago.net/
展示内容:写真約20点
出品作家:下川望美
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