I.W.HARPER
この銘柄が生まれたのは、1897年。ドイツから移民してきたアイザック・ウルフ・バーンハイムが、弟の協力を得て、ケンタッキーで蒸留を開始した。 I.Wは、アイザック・ウルフの頭文字。ハーパーはアメリカらしい名前にするために、当時有名なダービー馬を所有し、彼自身も有名であったブリーダーの名前からつけられた。I.W.ハーパーはケンタッキー州ルイヴィルのバーンハイム蒸留所でつくられている。原料のなかでとうもろこしの占める比率が高く、ゴールド・メダルはコーンを86%使用している。これがスムーズな味を生み出す。ゴールド・メダルは6年以上熟成の品だが、15年熟成古酒も使用。酒質はミディアム・ライト。心地よい飲み口は、バーボンのひとつの典型をなしているといっていい。101プルーフは長期の熟製品で、度数は101の半分の50・ 5度。男性的なコシの強さと、スパイシーさが感じられるバーボン。12年は長期熟成を経たスムーズでなめらかな味わいをもつ酒。独特のクリスタル・デカンターに入った、プレミアム・バーボン。プレジデント・リザーヴは高品質の原酒を長期熟成させ、そこから選んだ原酒だけを使った同社自慢の高級酒。
